JICAワクチン保存用保冷ボックスを提供

国際協力機構(JICA)は、ベトナム国立衛生疫学研究所の要請に基づき、新型コロナウィルス(COVID-19)のワクチン保存用保冷ボックス1,600個を提供する。

この保冷ボックスは、中央倉庫から全国の地方にあるワクチン接種会場への安全な輸送を確保するためにワクチンを2～8℃の温度に保つことができ、保健相が7月8日から行っている全国19,000カ所のワクチン接種会場を設けるキャンペーンでも大いに活用されそうだ。

また、JICAはベトナム政府と協力して、7月に国際移住機関(IOM)と国境検問所での感染予防と疫学管理の強化を目的とした支援プログラムを実施した。2,000万円相当のこのプログラムを通じて、JICAはベトナムの国境検問所職員の疾病管理に関する研修や能力向上を支援し、個人用保護具や手指衛生に必要な備品を提供している。