120年の歴史を持つハノイの橋

投稿: KilalaJul 6, 2022

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ハノイの歴史的な象徴であるロンビエン橋(Long Bien)は、時間の経過だけでなく、毎日利用する何千台もの車両による老朽化にもさらされている。

早朝からホアンキエム地区とロンビエン地区を結ぶロンビエン橋では、ホン河を渡るバイクの長い列が見られる。

先月、橋に穴が開いているのが見つかったため、先週水曜日から安全対策として両端にバリケードを設置し、一部の車両の利用を制限している。

ⓒ VnExpress
橋の管理者であるハノイ鉄道会社は、橋の一端に鉄パイプとプラスチックの仕切りを設置し、二輪車の交通を2車線に分離し、混雑を緩和している。朝は出勤のためロンビエン区からハノイ市街地へ数千人が移動し渋滞が発生する ⓒ VnExpress
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ロンビエン橋は現在、ハノイ-ハイフォン、ハノイ-ドンダン、ハノイ-ラオカイの3つの国鉄路線が通っている。道路部分は自転車とバイク専用となっている ⓒ VnExpress
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本橋の長さは2,290メートルで20本の支柱で支えられている ⓒ VnExpress
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橋は1899年から1902年にかけてフランス人によって建設され戦時中に破損した。その後、数回にわたる補修・補強が行われた ⓒ VnExpress
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以前から老朽化が進んでおり線路と道路を隔てるレールが何箇所か破損している ⓒ VnExpress
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線路の木製の枕木が腐っているが交換されていない。安全対策として橋を渡るときは時速15キロ以下としている ⓒ VnExpress
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所々、鉄板で道路のひび割れを補強している ⓒ VnExpress
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午前と午後のラッシュアワー時には数千台のバイクの列を連ねる ⓒ VnExpress
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橋のメンテナンスは毎日行われる ⓒ VnExpress

橋の老朽化に伴い、歴史的遺物として保存する、生きた博物館として活用する、安全性を確保するために改修するなどの議論が行われている。

現時点ではベトナムとフランスの専門家が手を組み、今後数ヶ月のうち橋を改修する予定だ。
ハノイ政府は、フランス政府が融資するロンビエン橋の改修プロジェクトを実施するために、市交通局のドー・ベト・ハイ副局長(Do Viet Hai)が率いる専門家チームを結成することを決定した。

このチームは、在ベトナムフランス大使館と協力し、橋の改修を検討する方法を見つけ、同局がその結果を市政府に報告し、政府開発援助融資の管理に関する規則およびその他の関連法に沿ってプロジェクトを実行し展開するための手続きを完了することを担当する。

ハノイ交通局によるとハノイ当局は交通省と協力して、ロンビエン橋に代わる新しい橋を計画する予定のあるという。

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〈VnExpress/SaigonTimes〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。

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