アジアダイレクトケーブル、2023年までに運用開始

投稿: KilalaApr 21, 2022

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日本、中国、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナムを結ぶ大容量光海底ケーブル「アジアダイレクトケーブル(Asia Direct Cable/ADC)」が、南中部沿岸地方ビンディン省クイニョン市までつながり、2023年までに正式に商業運転を開始するとViettel副社長は発表した。
Viettelはこの大容量光海底ケーブル敷設プロジェクトのコンソーシアムメンバーの1つである。

この光海底ケーブルはベトナムで最大の帯域幅を持ち、ケーブルの長さは9,800キロメートル、容量は140Tbps(テラビット毎秒)以上となる。
最新の伝送技術を採用し総初期投資額2億9000万ドル(約373億円)でアジア太平洋地域の国々を結ぶ。
現在運用中の他の海底光ファイバーケーブルと合わせADCが運用開始されれば、Viettelの国際接続容量は18Tbps増加する見込み。

5G、クラウド、IoT、人工知能などの技術的進歩により、ますます通信需要が高まるとされるがこれにより同地域の通信ネットワークの拡大がさらに促進される。
同社はこれまでに5本の海底ケーブルの建設に投資している。クイニョン市にある海底ケーブル陸揚げ局はベトナムで所有する3つ目の陸揚げ局となる。

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〈VietnamPlus/VietnamNews〉
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