ベトナム政府が承認した最新の計画によると、2022年1月1日以降、新型コロナウイルスの安全性が高い国との定期便発着を試験的に再開するという。
今回の計画では、北京・広州(中国)、東京(日本)、ソウル(韓国)、台北・台湾(中国)、バンコク(タイ)、シンガポール、ビエンチャン(ラオス)、プノンペン(カンボジア)、サンフランシスコ・ロサンゼルス(米国)とのフライトを再開する。
この再開の背景には、ベトナムで最初の新型コロナウイルス感染者が確認されてから約20カ月後の10月初旬から、新型コロナウイルスと安全に共存するという戦略のもと、規制を緩和し経済活動を再開したことがある。
国際旅客輸送を回復することで、経済と観光の回復を加速させ、海外のベトナム人が来るテト(旧正月)に帰国できるようにすることを目的としている。
また、外務省は厚労省と連携して、ワクチンパスポート(新型コロナウイルスワクチン接種証明書)の相互承認について、他国・地域との交渉を促進させ合意に達するよう要請した。
2021年12月初旬現在、日本、米国、英国、オーストラリア、ベラルーシは、ワクチンの種類に関するいくつかの具体的な基準を持つベトナムのワクチンパスポートを承認している。一方、ベトナムは12月8日時点で、78の国と地域のワクチンパスポートを一時的に承認している。
副首相は保健省に対し、国際定期便でベトナムに入国する乗客のために、専門家や企業と議論すべき医療ガイダンスを早急に作成するよう要請した。
これに先立ち、様々な省庁の代表者は現行の強制的な隔離検疫を止め、完全なワクチン接種者や陰性証明を持つ者、新型コロナの回復者には入国後に7日間の自己検疫を許可するなど柔軟な対応を検討している。
保健省、公安省、情報通信省は、乗客の申告、航空企業の活動、入国後の追跡を容易にするために、航空旅行に適用される医療申告ソフトついて直ちに議論し公表することを進めている。
〈Hanoi Times/Vietnam News〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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