愛媛県西条市の小中学校35校で、今月からベトナム料理の「ブンボーフエ(フエ風牛肉麺)」が給食メニューに加えられた。
西条市の子どもたちにベトナムへの理解を深めてもらうため、2018年に友好関係を結んだフエ市の料理が選ばれた。
生徒たちからは「少し辛いけどとてもおいしい料理だと思う」、「麺はうどんのように柔らかくておいしいが、スープはオレンジ色で味も日本の料理とは全然違う」などの感想が聞かれた。
この麺料理はベトナム中部フエの名物料理で、豚骨と牛骨にレモングラス、砂糖、アナトー(天然色素)、エビのペーストをたっぷり入れて煮込む。そこにスライスした牛肉、豚の血の角切りなどを盛りつけ、ライム、ネギ、コリアンダー、バナナの花、ミント、バジル、ベトナム風コリアンダーなどをトッピングしたものだと説明された。
アメリカの料理人であり旅行ドキュメンタリー作家の故アンソニー・マイケル・ボーデン氏はブンボーフエを「世界で最も素晴らしいスープ」と称した。
西条市はブンボーフエ以外にも、友好関係を結んだ都市にちなんだオーストリア料理、中国料理を給食に加える予定。
〈TuoiTre〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。