ホーチミン市は9月15日以降の経済回復のために3段階の規制緩和策を発表した。
この政策のツールとして市保健局のデータシステムから2種類のQRコード付きカードが市民に発行される。
2回のワクチン接種を受け抗体産生のための十分な期間を経た人と、過去6カ月間に新型コロナウイルスから回復した人には「グリーンカード」が発行され、ワクチンを1回接種した人には「イエローカード」が発行される。
第1段階 9月16日~10月31日
「グリーンガード」を所持者は、下記以外の活動を行うことができる。(カラオケ店やマッサージ店、ナイトクラブ、バー、レストラン、スポーツ・アミューズメント施設、映画館、ショッピングモールを除く)。
「イエローカード」所持者は、特定の活動に参加するために陰性証明書を提出する必要がある。
すべての従業員が「グリーンカード」を所持している組織や企業は、活動を行うことができる。(カラオケ店やマッサージ店、ナイトクラブ、バー、レストラン、スポーツ・アミューズメント施設、映画館、ショッピングモールを除く)。
第2段階 11月1日~2021年1月15日
「グリーンガード」を所持者は、ショッピングモール、スポーツセンター、屋外の娯楽施設、レストラン(20人以下)での活動を行える。
第3段階 2021年1月15日以降
すべての経済活動を再開する予定。
カラオケ店、ディスコ、バー、マッサージ店などの娯楽施設の利用には「グリーンガード」の所持が必要となる。
同市人民委員会のファン・ヴァン・マイ委員長は、「経済の再開はパンデミックの状況が改善されるかどうかにかかっている」と述べ、「社会的混乱を緩和し経済の早期回復に向け、市はパンデミック予防対策に重点的に取り組むとともに、現実的な状況に応じて回復計画を調整するために、企業の意見を引き続き取り入れる」と強調した。
また、どのような活動を最初に再開すべきかを決める前に、それらの都市や州と話し合う必要があると述べている。
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