逆境でも成長を続けるバンブー・エアウェイズ

就航から約3年が経つバンブー・エアウェイズ(Bamboo Airways)は運航期間の半分以上を新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われている。しかし「Flexible(柔軟性)」と「Persistent(粘り強さ)」を理念とし、いち早くパンデミックに対応したサービスを始め、非常に速い成長率を誇っている。

1日の平均フライト数は約9倍に増加し、フライトネットワークは6路線から約60路線に拡大している。特に国際線を拡大し潜在的な観光地へのニッチ路線を開拓している。2021年1～7月のフライト数は前年同期比22％増を記録した。
また、積極的に国際線再開目指し、国際航空運送協会(IATA)のデジタル・ヘルス・パスポートを導入し、2021年9月1日より米国のサンフランシスコ国際空港とロサンゼルス国際空港への直行便が正式に認可されている。

さらにニーズに合わせた幅広いチケットタイプ、強力なITネットワークサービス、最適なフライトコントロール技術、時間厳守率約96％、絶対安全運航率100％、そして献身的なサービスによりお客様に選ばれる航空会社となっている。

パンデミック支援としては、1万人以上の市民、貧困層の故郷への帰還、医療スタッフ、慈善家の移動を助け、数千トンの機材、物資、医療品などを全国に輸送するためのフライトを50回以上行っている。

今後は、日本、オーストラリア、アメリカ、イギリス、ドイツなどへの定期的な直行便の運航に向けて政府の許可を得た後、手続きを進める予定だ。
また、バンブー・エアウェイズは2021年5月に国際的なコンサルティング会社であるYates＆Partnersとの協力協定を発表し、2023年までに「5スター」の認定を目指す。