野菜販売のヤクザ風お兄さん

体に入れ墨を入れ近寄りがたい風貌のグエン・ホン・ミンさん(38歳・ドンナイのビエンホア)は最近、話題となっている人物だ。
ミンさんはビエンホア1工業団地(ドンナイ)のボンヌオックの交差点で野菜販売をするよく知られた店の店主だ。入れ墨の入った上半身をみるとヤクザのようだが、実は優しく寛大な心の持ち主だ。彼は貧しい労働者や生活苦の人々に野菜を分け与えている。

この第4波の流行で野菜屋台は路上から家の前に移動し、以前ほどの種類はないがミンさんはいつもの通り野菜を安定価格で販売している。
この状況を見た友人に「安定価格で販売するのはバカだ」と言われたミンさんは「今、高値にしてお金を稼ぐのではなく、一生をかけて稼げばいい」と答えたという。

現在、ホーチミン市を含むベトナム南部は、新型コロナウィルス第４波の影響で封鎖となっている。政府機関と保健相は国民とともにこの難局を乗り越えようと努力をしている。民間レベルで南部の人々は北部と中部の人々から多くの支援を受けている。
これらはパンデミックに打ち勝つための力となる話のひとつです。

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〈Kenh14/Vietnam Net〉
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