日本のモバイルゲームにベトナムのキャラクター登場

投稿: KilalaApr 20, 2022

2015年に発売された日本のモバイルゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」は、プレイアブルサーヴァントにチュン姉妹(Hai Ba Trung)を追加した。
東南アジアを代表するキャラクターが登場するのは今回が初めてとなる。

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ⓒ Vnreview

デザインは「ポケットモンスター サン&ムーン」や「ポケットモンスター ソード&シールド」でキャラクターデザインを担当したイラストレーター竹氏が手掛けた。
それぞれの姉妹の声は日本のゲームやアニメで活躍するベテラン声優近藤玲奈氏と伊藤かな恵氏が担当している。

今回追加されたチュン姉妹(Hai Ba Trung)とは後漢の時代、ベトナム北部への支配に対して反乱を起こした姉妹でベトナムでは独立運動のシンボル、民族の英雄として長く語り継がれ、寺院に祀られるなど非常に高い知名度を持つ。

この姉妹のサーヴァントとしての能力はDPS(Damage Per Second)とサポート力を持ち、究極の力を持つ星5セイバークラスで他のサーヴァントを回復しサポートできる。

サーヴァントとはプレイアブルキャラクターのうち、歴史上の偉人や神話・物語の中の登場人物が死後、人々に祀り上げられ現世に召喚された英霊を指す。

このゲームは「Fate」シリーズのひとつとして2015年7月に始まったTYPE-MOONが手掛けるスマートフォン向けRPG。
プレイヤーはこの世界滅亡の危機を阻止するため、過去にさかのぼって異世界に入り、世界滅亡の原因を探る。
さらにジャンヌ・ダルク、シェイクスピア、ヘラクレス、ギルガメッシュ、シャーロック・ホームズなど、英雄や歴史上の人物、神話の存在などの英霊を召喚することができる。

〈Vnreview〉
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