オイル美容で赤ちゃん肌に

まず大切なのは、「洗顔」です

1日過ごした肌には、空気中の汚れや酸化した皮脂、ファンデーションなど、汚れと疲れがたっぷり。それをしっかりと落としてあげるのが、スキンケアにおいて何より大切なことです。夜、洗顔をせずに寝てしまうことを、わたしたちは「雑巾パック」と呼んでいます。それほど肌に負担をかけることになるのです。洗顔も、洗いすぎは禁物。わたしたちの肌の上には、皮脂と汗が混ざり合った、天然の美容液が存在しており、肌を守ってくれています。その美容液を取り除きすぎてしまうと、乾燥やテカリの原因に。クレンジングは、顔のうぶ毛をなでるくらいやさしく、つけてから流すまで1分以内に、ぬるま湯を使って顔の隅々までしっかりすすぐことがポイントです。アイメイクや口紅は、先に綿棒やコットンで落としましょう。

美容=オーガニックオイルの時代

美容に関心が高い人はほぼ間違いなく、最終的にオイルにたどり着いているといっても過言ではありません。植物成分100％のオーガニックオイルは、今、日本でも多くの人が愛用しています。しっかり油分を補った肌は刺激に強く、しわやシミができにくくなります。使い方のポイントは、濡れた肌につけること。化粧水をつけたあとがいいですね。オイルを手にとって、手で温めてからこすらないよう優しくつけていきます。「オイルってベタつきそう…」と思っている人も使ってみてください。ベタつかないですし、使い続けると肌が生まれ変わったようにプリプリになります。髪や身体にも、濡れている状態で使うのがベスト。いろいろな種類のオイルがありますので、目的に合わせて使ってみてください。

オイルいろいろ

人の皮脂にも多く含まれるオレイン酸 (Oleic acid)が豊富で、乾燥やくすみを改善してくれるオリーブオイル  (Photo: stevepb/PIXABAY)

＊ココナッツオイル

今日本でも大ブーム。ニキビ、くすみ、乾燥、何にでも効く。シャンプー前の頭皮のマッサージにも。

＊アルガンオイル

紫外線が強いモロッコで育った木の実のオイルで、最強のアンチエイジングオイルといわれる。

＊オリーブオイル

人の皮脂にも多く含まれるオレイン酸(Oleic acid)が豊富で、乾燥やくすみを改善してくれる。

＊ローズヒップオイル

バラの実からとれたオイルで、「ビタミンCの爆弾」といわれる。アンチエイジングや美白に効果的。

 

注目！
＊タマヌオイル

多くの女優やモデルが使用し、日本でも流行の兆し。薬草のような独特の匂いながら、「奇跡の万能オイル」といわれ、美肌にはもちろん、傷跡や虫さされ、神経痛などにも効果がある。

SENDA MAYU/ kilala.vn