レ・ミン・タン(Le Minh Tan)ホーチミン市労働・障害・社会問題局局長は、新型コロナウイルスによって両親を亡くしたホーチミン市の子供たちに、授業料の免除、22歳までの手当や奨学金を支給すると述べた。
この支援策は新型コロナウイルスによって孤児となった4歳以下の児童には1人当たり月90万VND(約4,300円)、それ以上の年齢の児童には1人当たり月54万VND(約2,600円)が支給される。
16歳までは健康保険が適用され、授業料などの学費が免除され、大学や専門学校に進学した場合は22歳になるまで維持される。
さらに、ホーチミン市のベトナム祖国戦線委員会、ベトナム女性同盟、ホーチミン共産主義青年同盟は、これらの子供たちのための奨学金プログラムを立ち上げた。
孤児以外にも新型コロナウイルスの治療を受けている子供たちには、100万VND(約4,800円)、毎日の食事代8万VND(約390円)が支給され、これらに関連するすべての病院費用は無料となる。
ベトナムでは、9月初旬の時点で11,800人以上の子どもが新型コロナウイルスに感染し、そのうち3,000人以上がホーチミン市で感染したと記録されている。
また、労働省は、4月27日から12月31日までの間に生まれた乳児とその親が新型コロナウイルスに感染した場合、それぞれ100万VND(約4,800円)を支給、新型コロナウイルスで両親を亡くした子供には200万VND(約9,600円)を支給する。
〈Saigon Times/Vn Express/Saigon Giai Phong〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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