群馬、茨城、栃木に行ったら食べたい、個性的な名物グルメをご紹介。
【群馬】
ひもかわうどん
「えっ、これがうどん?!」と思わず驚く、まるで布のようなうどん。幅10cm以上のものもあり、そうなるともはや、すすれない。ツルツルとなめらかで、噛むとモチモチ。日本有数の小麦産地である群馬が誇る郷土料理だ。
焼きまんじゅう
あんこが入っていないまんじゅうを串にさし、甘辛い味噌だれを塗って焼き上げる。群馬出身の人にとっては懐かしいおやつ。あんこ入りのまんじゅうで作ることもあり、「どちらが正式な焼きまんじゅうか?」というのが群馬県民の間でしばしば議論になるらしい。
【茨城】
納豆
大豆を納豆菌で発酵させた、とても身体にいい食べ物。水戸市での生産が盛んで、「水戸納豆」というブランドが有名。ネギやからしを混ぜて、炊きたてのごはんにかけるのがおいしいのだが、その独特の匂いとネバネバに衝撃を受ける外国人も多い。
あんこう鍋
茨城の冬の味覚の代表が、あんこう鍋。コラーゲンたっぷりの身や、とろけるような肝を、しょうゆや味噌味のスープで煮込む。毎年11月に大洗町で開かれるあんこう祭では、ステージ上であんこうを吊るしてさばく、ダイナミックなショーも行われる。
【栃木】
餃子
(Photo: solmarch / flickr)
餃子の街といわれる宇都宮市には、約200軒の餃子屋さんがある。日本で餃子が有名な街は、宇都宮市と、静岡県浜松市の二カ所があり、毎年「餃子の消費量日本一」を争っている。宇都宮駅前にある「餃子の女神」の石像には思わず笑ってしまう。
耳うどん
佐野市に伝わる、耳のような形をしたうどん。この耳は悪魔の耳を表しており、これをお正月に食べれば、悪魔に我が家の話を聞かれず一年を平穏に過ごせる、という厄除けの意味が込められている。具材は鶏肉、かまぼこ、伊達巻など、日本の正月料理らしいものが一般的。
SENDA MAYU/ kilala.vn