ベトナムのコングロマリット企業ビングループ(Vingroup)と米国のグーグルクラウド(Google Cloud)は、9月23日にニューヨークでデジタルトランスフォーメーション戦略の実施に関する協力協定を締結した。
合意書の交換には、第76回国連総会の一般討論会に出席するために訪米中のグエン・スアン・フック(Nguyen Xuan Phuc)大統領が立ち会った。
両者は、グーグルクラウド上でクラウドコンピューティングのアプリケーションを育成し、機械学習、人工知能、スマートデータ分析などの関連技術をビングループの事業分野に適用する可能性を研究するために協力を約束した。
グーグルクラウドのCEOであるトーマス・クリアン(Thomas Kurian)氏は、「弊社は革新的で信頼性の高い業界ソリューションと業種別の専門知識により、ビングループの成長戦略の推進を支援する独特な立場にあります」と述べている。
ビングループの副社長兼CEOであるグエン・ヴィエット・クアン(Nguyen Viet Quang)氏は、このパートナーシップは、顧客の体験を向上させるデジタル化の可能性を活用するだけでなく、グローバル化を目指す同社の戦略の実現にも役立つと話す。
今回の提携により、ビングループが最新のテクノロジーにアクセスし消費者の体験を向上させる製品、サービス、システムを提供する能力を最大限に発揮することが期待される。
〈Zing News〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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