LEGO 1,140億円を投じ工場設立

投稿: KilalaDec 13, 2021

ⓒ Thong tan xa Vietnam

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デンマークの玩具メーカーLEGOグループは、12月8日、ベトナム・シンガポール工業団地共同株式会社(VSIP)との間で、南部ビンズオン省での新工場建設に関する覚書を締結した。

LEGOは、アジアでの需要増への対応とサプライチェーンの回復力を高めるために、10億ドル以上(約1,140億円)を投じて工場を建設する。
今後15年間で4,000人の雇用創出を目指す。

同社初のカーボンニュートラル工場は、2022年後半に建設を開始し、2年以内には工場が稼働する予定。
工場内のソーラーパネルと工場のエネルギー需要に見合った近隣のソーラープロジェクトに依存し、より持続可能な生産拠点となる。
さらに建設によって失われた植生を補うために5万本の植樹を行う予定もある。
この工場は世界で6番目、アジアでは2番目の生産拠点となる。

最高執行責任者(COO)であるカーステン・ラスムセン氏(Carsten Rasmussen)は、「我が社がベトナムに工場を建設することを決定したのは、ベトナム政府が再生可能エネルギー生産インフラの拡大に投資する計画を持っていることと、質の高い投資を求める外国企業との協力的なアプローチによるものです」と述べている。

さらに「私たちは長期的な視野に立って投資を行っています。アジアや中国には大きな可能性があります」と付け加えた。

既存の中国工場は、将来的には主に中国、韓国、日本向けの生産を行い、ベトナムの新工場はその他のアジア地域向けの生産を行う予定だという。

同社は新型コロナウイルス流行の期間にも成長を続け、今年の上半期には収益が46%増加した。
米国を代表する玩具メーカーのマテル(MATTLE)やハスブロ(Hasbro)を抑えて、最も販売数が多く、最も収益性の高い玩具メーカーとしての地位を確立した。

ⓒ Thong tan xa Vietnam

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〈Vn Express/Thong tan xa Vietnam/NikkeiAsia〉
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