日本とベトナムを融合させ、ビジネスとテクノロジーの側面から顧客のデジタルトランスフォーメーションを推進するためのソフトウェア開発を主軸とする株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(Hybrid Technologies)が、2021年12月23日に東京証券取引所マザーズへ新規上場した。
同社は今後も、「New View with you」というビジョンのもと、日本とベトナムのリソースを融合させた開発手法である「ハイブリッド開発」を用いて、クライアントの課題解決につながるDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを常に提供し続け、関わる全ての人々とともに成長を目指す。
さらにカルチャーや生活習慣の違いにまで踏み込める「ハイブリッド人材」を開発に加えることで、オフショア開発にありがちなコミュニケーションの課題を解決し、コミュニケーションにおけるストレスを無くし、高品質で効率の良い開発を実現し、Win-Winの関係を築き上げていくという。
ヴー・ホン・ナム駐日ベトナム大使(Vu Hong Nam)は、これは日本で事業を行うベトナム企業にとっての喜びであり大きな励みになります。また、世界中に進出するベトナム企業が発展をする大きな原動力にもなりますと語った。
同社は当初4人の従業員を抱えるスタートアップから5年以上の開発を経てBMW、Doccomo、Uniqloなどの世界の大手ブランドのパートナー企業になり、ベトナムのテクノロジースタートアップコミュニティを後押しするものとなっている。
現在、V-Tech(Vietnam-Tech)企業と呼ばれるベトナム関連のITエンジニア企業が注目を集めている。
これには国策でITエンジニア育成を強化しているという背景があり、V-Tech企業の数は10年間で15倍まで伸びており、売上高は2000年の3億ドル(約350億円)から2020年には1200億ドル(約13兆8000億円)と400倍へと成長している。
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