海外からの観光客受入れを開始から約1カ月が経ち、ブイビエン通り(ホーチミン市1区)はカラフルなネオンが輝き音楽が流れ賑わいを見せている。夜10時を回るとバーやレストランは徐々に混雑してくる。
この通りはパンデミック以前、外国人観光客で発展していたが現在そこにいる客のほとんどがベトナム人だ。
レストランのマネージャーは「期待したほど多くの外国人観光客は来ていないがそれでも改善された。まだまだその数は限られている。パンデミック以前に比べて外国人のお客さまは2割ほど戻ってきたと思います。今、店に来るお客さんはほとんどがベトナム人です」と話す。
バーのマネージャーは「このバーに来る外国人のお客様ほとんど在住者です。まだ観光客の数は少ないです。観光客が増えバーに来るお客さんが増えることを願っています」と話してくれた。
「ベトナムに戻るのをずっと待っていた」と語るドイツ人観光客のタレックさんとピアさんはブイビエン通りの端にある小さな店に座っていた。
ここは静かで音楽も流れていて夜景を楽しむには絶好の場所だという。
「人が多くて明るい雰囲気がある印象的な場所です。私の国ではカクテルやビールがここの3〜4倍の値段です。このエリアはストレス解消にもってこいですね」とタレックさんはいう。
ふたりはベトナムの観光解禁を知った時、すぐに飛行機を予約し3週間近くホーチミン市に滞在している。
ピアさんは「ベトナムのような東南アジアの国はビザの手続きが早く、大混雑に巻き込まれることもないので旅行が快適です。英語ができなくても人々はとても親切なのでコミュニケーションがとれます」と話す。
イギリス人観光客のリリーさんとマーサさんは最もにぎやかなバーで楽しんでいる。
ふたりとも長い間ベトナム旅行を計画していたため、観光客受入れとともにチケットを予約し書類やビザを準備して旅に出た。
リリーさんはブイビエンの雰囲気が想像していたのとは大違いだったという。「美味しいビール、大音量の音楽、カラフルな照明、すべてが最高です!」
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