日本人のインナービューティーの秘訣

日本人女性は自身のインナービューティーについて、どんなことを気をつけているのでしょうか？ベトナムに住むおふたりの日本人女性にうかがいました！

秘訣1:　日本のお風呂文化には、美の秘訣がいっぱい

ハノイ在住／SENTO HANOYUオーナー・Mayuさん　(Photo: 本人提供)

「ベトナムに住んでもうすぐ5年になります。ベトナム人の旦那と結婚し、2歳半の娘がいます。ハノイで「SENTO HANOYU」という銭湯を始めて3年半がたちました。ベトナムでは入浴というとシャワーだけで済ますのが一般的ですが、日本では湯船に浸かります。ベトナムに住んでいるとなかなかそれができないことを実感したので、たくさんの方に疲れを癒やしに来ていただきたいなぁと思って始めました。在住日本人の方や、お風呂に興味のあるベトナム人の方に喜ばれています。

お風呂に入ると、全身が温まって血行が促進されますし、汗をかくことによってデトックスの効果もありますので美容にはとってもいいですよ。ハノイの方は冬になると寒いですし、暑いときでも冷房でオフィスや室内が冷えていたりしますから、女性の大敵である冷え性にもなりやすいのではないでしょうか。そんな方にもお風呂は最適です。身体が温まれば血色がよくなって、肌の色が内側からきれいになります。それに、ゆっくり温かいお湯に入るとリラックスできますから、身体だけでなく心も癒やしてくれます。

4階だてのビルのGFが銭湯、1Fと2Fが経営するサービスアパートメント、最上階が自宅になっているので、仕事と生活の区別があまりないんです。まだ子どもが小さいですし、家ではあまりゆっくりできなかったりします。時々一人でカフェに行ってのんびりする時間を大切にしています。子育てをしているとつい寝不足にもなりがちですが、ベトナムは日本と比べてのんびりしていますし、昼寝の文化もあるので娘と昼寝をすることもあります。忙しい中でも自分のペースで休んでストレスを溜めないことも、美容には大切ですよね。」

SENTO HANOYU／サービスアパート

58 Tô Ngọc Vân, Quảng An, Tây Hồ, Hà Nội

097 911 5052（ベトナム語／日本語）

平日：18:00-22:00／土日：14:00-22:00

定休日：水曜日

(Photo: SENTO HANOYU)

秘訣2: いらないものを取り除く！

「今の日本では、これが美容の考え方の基本になっています。高額な化粧品やサプリメントをいくら取り入れたとしても、肌の汚れがきちんと取れていなかったり、体内に老廃物がたくさん溜まっていたりすれば、ほとんど意味がありません。なので、スキンケアに関してはまず「洗顔→化粧水→乳液」のステップが基本ですし、内側のケアとしては、体内デトックスで腸を元気に美しくすることが大切になってきます。

肌荒れや便秘、冷え、むくみなど、さまざまな美容のトラブルは、「第2の脳」とも呼ばれる腸を活発にしてあげることで解消するんです。きれいな腸は食べたものの栄養分をしっかり吸収してくれますし、腸は心や脳との関係も密接だと言われています。元気な腸は、身体から本来の力や美しさを引き出してくれるのです。

腸内環境を整え、きれいにするものとして今、日本で流行中なのが「酵素」。ドリンクやサプリメントなど様々な商品が登場しています。乳酸菌はおなじみかもしれませんが、日本では乳酸菌入りのチョコレートが発売されるなど、再ブームの兆しです。酵素も乳酸菌も発酵食品。古くから調味料や漬物など、発酵食品とともに暮らしてきた日本人には体質的に合っているのかもしれません。

それから、個人的にチャレンジしようと思っているのがジュースクレンズ。食事のかわりに野菜や果物で作ったジュースを飲み、消化器官を休ませて体内リセットを行います。いわゆる「プチ断食」ですね。

美容業界に携わって長いですが、日本の美容のトレンドはとにかく目まぐるしく変化していて、どんどん新しいものが出てきますし、昔流行ったものがまた注目されるといったことも頻繁にあります。どんな方法も、やはり人によって合う、合わないがありますから、たくさんの情報を得て、自分にとってよりよいものを見つけてくださいね。」

おススメ：　Meishoku化粧品

日本で130年以上の歴史を持つスキンケアブランド・Meishokuがいよいよベトナムでの販売をスタート。ニキビに悩む人や美肌をめざす人は、是非「美顔水」を試してみて。

www.facebook.com/meishokuvietnam

(Photo: FB Meishoku Vietnam)