古都フエにあるグエン王朝の5つの非常に重要な建造物、カンチャン宮殿、トゥドゥック帝廟、ティェウチ帝廟、大学だったクオックトゥジャム、ナムジャオ祭壇が2022年から2025年までに修復・復元されることになった。
カンチャン宮殿 (Dien Dan Chanh)
1804年に建設され、帝都で最も大きく美しい木造建築物だったとされる。王の日常的な仕事の場であり、王室とグエン王朝の宮廷が重要な使節の歓迎会や晩さん会を行った場所でもある。
宮殿は1827年、1850年、1899年に修復されたが、1947年に戦争による火災で焼失された。
トゥドゥック帝廟 (Lang Vua Tu Duc)
1864年に建てられ、フエの伝統的な建築の造園があり典型的な霊廟の1つ。過去に帝廟と関連の建物を修復する計画があったが資金不足で中止され、修復、復元されていない重要な建物がいくつかある。それらの状態は悪く早急な修復が必要となっている。
ティェウチ帝廟 (Lang Vua Thieu Tri)
この帝廟は150年以上前に建てられ、現在の状態は深刻で一刻も早い修復が待たれる。クオック トゥ ジャム (Quoc Tu Giam)
グエン王朝下で建てられた最初の「大学」とされる。価値の高い歴史的および文化的にも貴重なもので、1993年にフエ王宮や各帝廟などと一緒にユネスコ世界文化遺産に登録された建造物群のひとつである。
ナム ジャオ祭壇 (Dan Nam Giao)
1806年にザーロン帝によって建てられた祭壇でグエン王朝の君主たちが毎年天地に祈りを捧げるために訪れていた。現存する唯一のフエ王朝時代の祭壇とされる。完全な修復には追加の投資が必要とされる。〈DANTRI〉
※これらのニュースは各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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