ベトナム国立大学自然科学大学を卒業したITエンジニアのグエン・タン・フォン氏(Nguyen Tan Phuong)は、2018年からダナンのホアフー地区(Hoa Phu)で顧客とつながるハイテククリーン農場Afarmを運営している。
この農場は顧客(ユーザー)がスマホアプリ「Farm on Smartphone」を利用し野菜栽培できる。顧客の要望に応じで農業・バイオテクノロジー専門知識のエンジニアが栽培計画を作り、それに基づき現場のスタッフが野菜栽培・管理をする。
ここの特徴は、安心安全な野菜栽培を目的とし遺伝子組み換え品種、農薬、成長薬、化学薬品を禁止している。
顧客は種まきから収穫までの栽培工程を農場と共有でき、どのように育ったのかを理解してもらうことができる。
また、高度な農業技術と取り入れ、一人で数千平方メートルを管理できるようにしているため現場のスタッフは10人ほどで効率よく行われている。
エンジニアのファム・ティ・テェ・ジェップさん(Pham Thi The Diep)は、顧客の要求を毎日確認し、適切な栽培スケジュールを考え出します。特に、植物の栄養素を計量する重要な作業を行っている。この農場で採用されている水耕栽培法は、植物が吸収する栄養素含有量を測定でき、土壌中で有機栽培するよりもはるかに少ない労力で栽培者を節約できるという。
また、種まき、発芽から成長、収穫まで、毎日野菜を見ている感覚を楽しんでいると彼女は語った。
ダナンでの成功から、フォン氏はホーチミン市に多くの農場を建設し始めた。さらにハノイに農場を建設することを計画している。
ホアフー地区人民委員会の副委員長であるグエン・ティ・リー氏(Nguyen Thi Ly)は、今では多くの投資家がハイテク農業を学び、投資したいと地元にやって来るが、インフラ、入札などの法的手続きに問題があるため難航している。
承認されたプロジェクトをすぐに実施できるように、市は手続きをスピードアップする必要がある。 このハイテク農業プロジェクトが地域の経済発展を助けると期待していると強調して述べた。
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